音楽紹介。
今回はデンマークのエレクトロニカ/ポストロックグループEfterklangの2004年のアルバム(実質的な1st)、Tripperです。
このグループは結構広い音楽性をカバーしてるんですけど、このアルバムはとにかく純粋なエレクトロニカ。質感の良いノイズがパルスとなってアルバム全体を支配しています。
メロウでダウナーなニカが大好きな自分はこのアルバムに出会ったときに「あぁ、これだ......!」と思いましたね。
音楽としての質が非常に良いので、聴けば聴くほどその魅力が染みこんでくるような感覚。
alva notoやryoji ikedaとはまた違った有機的なノイズ。
音楽的な構築美を感じさせる素晴らしい作品が詰まっています。
この人たちはライブパフォーマンスも素晴らしくて、自分が音楽的にやりたいことはほぼ全てやられちゃってます。将来ライブ的な活動をするならこういうことがしたいなぁと漠然と思ったりもしているのです。人を募ってね。
フロントマンのキャスパー・クラウセンはとんでもない音楽的才能、世界観を持っていると思います。
Sigur rosやmumと比べると日本での知名度はまだまだ今ひとつのEfterklang。最もエレクトロニカ色の強い1stの紹介でした。
【音楽紹介第3回】Efterklang / Tripper
Powered by Blogger.